【海洋センターでお雛様を展示中!】
- 2017/3/1
- 行政庄内地方
【海洋センターでお雛様を展示中!】
こちらの写真は、県港湾事務所の3階にある「海洋センター」に飾られた雛飾り。皆さんの家で飾っているものと比べて、少し違和感はありませんか?
これは「京雛」とか「京飾り」と呼ばれるもので、お雛様とお内裏様が反対に座っています。京都御所の紫宸殿(ししんでん)の御即位の式典に由来し、太陽が先に当たる側が上の位、「左をもって尊し」という古来の風習によるもので、京都風の配置なのだそうです。北前船で京都・大阪と交流の深かった酒田らしいお雛様ですね。
お雛様はのまわりは手作り雛やかわいい人形などで飾られていますが、その中でも特に珍しいものは、小松屋の「雛の飾り菓子」。天保3年(1832年)から続く小松屋の歴史の中で、京都の職人が小松屋に寝泊まりして作ったという木型を使用した、大変手間のかかる飾り菓子とのことで、毎年ごく限られた数だけ受注生産されるそう。
その飾り菓子の中にも秘密があるので、詳しいお話は海洋センターのスタッフから聞いてくださいね。