【伝統的な釣り竿、庄内竿を展示しています。
- 2018/5/16
- 行政庄内地方
【伝統的な釣り竿、庄内竿を展示しています。】
御来場の方の御好意により、酒田海洋センターで庄内竿を展示していますが、今回新たに3本の竿を寄贈していただきました。
ここで庄内竿の歴史をひとつ。荘内藩の武士達が海釣りに行くには、刀のほか重い釣り道具を担いで片道10km以上の山越えをしなければなりませんでした。そのことから、足腰の鍛錬になると藩主の酒井公が奨励し、庄内浜での磯釣りは武道と同様に扱われるようになりました。そのため、庄内竿は武士の命である刀と同等に扱われてきました。藤沢周平の歴史小説の中でも庄内竿が紹介されています。
新たに寄贈いただいた3本の竿は手に取ることもできますので、海洋センターに足を運んで実際に触れてみてください。