【「イ号 彌太右衛門」に決定!!「イ号」のお酒お披露目会が開催されました】
- 2019/4/24
- 行政庄内地方
【「イ号 彌太右衛門」に決定!!「イ号」のお酒お披露目会が開催されました】
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明治時代に三川町で生まれ育った幻米「イ号」を使った日本酒の名称ですが、三川町在住の方、また三川町出身の町外の方も含む、65票の投票の中から「イ号 彌太右衛門」に決定しました。
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昨日、新聞、テレビ、多くの報道機関の方に囲まれながら、なの花ホールでその歴史的瞬間を迎えました。
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多くの人の手によって育てられてきたイ号。
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そのイ号に関するVTRを見てその歴史や背景を知り、元号発表のようなかしこまった発表で、町長によってその名前が発表されました。
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その後は、副町長(兼観光協会会長)による乾杯のご発声後、このお酒の完成を待ち望んでいた町の多くの方でその味を堪能しました。
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席には、昨年山形95号を使って作られた穂のかおりも並んだのですが、穂のかおりは女性向けの甘い味。
イ号 彌太右衛門は、米感の強い日本酒らしい日本酒でした。
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田んぼが土地面積の2/3の基幹産業が農業の町・三川町。
100年の刻を超えて「三川町のお米を使ったお酒」が誕生したということで、大いに盛り上がりました。
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本日より、イオンモール三川、ラコスなど町内で1000本数量限定販売。
尚、このお披露目会の様子は、本日18:10~NHKのやままるにて放送予定です。
ちなみに、ラベルデザインは大瀧浩幹さんの奥様(書道家)が制作。
菜の花むすめも20日土曜日のイオンモール三川菜の花まつりプレイベントに続き、庄内や町のPRで活動をはじめております!みなさん応援よろしくお願いします~
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【百年米「イ号彌太右衛門」について】
山形県三川町猪子の篤農家であった佐藤彌太右衛門氏が、今から百年以上前の明治40年に育種に成功し、一時は「亀ノ尾」を抜いて、山形県下で一番の作付け面積っを誇った優良品種である「イ号」
このイ号を同町内東沼の大瀧浩幹氏の協力のもと、80年ぶりに収穫に成功しました。
このイ号を原料に鶴岡市大山で酒業400年の歴史を持つ伝統美酒「出羽の雪」酒造元の株式会社渡會本店が古式醸造法の生酛造りで醸造した特別純米酒です。
(百年米「イ号彌太右衛門」チラシより抜粋)
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◆佐藤弥太右衛門さんについて(荘内日報社「郷土の先人・先覚」より)
http://www.shonai-nippo.co.jp/sq…/feature/exploit/exp50.html
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◆「庄内における水稲民間育種の研究/菅洋」
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_4540891146/
庄内で盛んだった民間育種についてまとめられております。
(現在、絶版中。気になる方は図書館などでお借りください。)
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◆イ号の栽培農家・大瀧浩幹さんについては、こちらのブログコーナー「ミカワビト」でもご紹介させて頂いております!
https://www.itohidekazu.com/igou-reborn-project