ほていや商店です。
- 2018/7/7
- その他・活動
ほていや商店です。
河東碧悟桐が連続投稿だったので、しばらくお休みして紙媒体の会報製作をしていたら、ずいぶん休止が長くなってしまいました。申し訳ございませんでした。
久しぶりで、ネタが思いつかず、絵図でもゆっくり紹介しながらネタを練ろうとおもいます。
というわけで、今日は明治30年製作の「肘折温泉全図」です。
この図は、大友屋・村井六助・肘折ホテルに原本があります。
もとは銅版画といわれ、おそらく未だどこかの家のタンスや、古書屋に眠っているモノがあると思われます。
初めて見た時、現在とのあまりの相違に、私を含む多くの人々が「間違いだらけだなぁ。まぁ昔のものだし、しょうがないかなぁ。」と思っていたのですが、
実は正確で精密な絵図であることが徐々に判明しております。
結構大きいので、いくつかに分けて紹介します。
先ずは右下部分から、
永代橋から肘折の上地区。名勝・地蔵倉も絵で紹介しています。
地蔵倉の屋根の形が今と全く違っています。
地蔵倉は明治36年に全焼し、大正4年に再建され現在に至っております。
この絵図は全焼前の地蔵倉なので、昔はこのような形だったのでしょうね。
続きはまた次回。