毎年 6月1日は、出羽國四国八十八所 沢畑霊場例祭。
今から約170年前の1844年、ご先祖様方は四国八十八カ所をまわり、地元でも四国巡礼ができるようにと、各霊場の土と御影絵持ち帰り、沢畑地区の仏生山(ぶっしょうざん)に埋め、石造を建てたと言われています。
1989年「ふるさと散歩道」が整備されたことを機に、散歩道に石造を移し、拝殿を設置しました。
保存会の皆様はじめ沢畑地区の皆様のご協力のもと、例祭が執り行われるようになり、25年になります。
近くの保育所がなくなり、小さいお子さんたちが参加してくださることも少なくなっていましたが、今年は近くの小学校の3年生がたまたま町めぐりで通りかかり、久しぶりに賑やかな例祭となりました。
お菓子を貰った意味に気付いたお子さんはいたでしょうか?昔から子供たちがお参りをすると、そのお護符として甘いものが頂けたそうです。
どうぞ皆様にご加護がありますように。