【未来に伝える山形の宝|東北の熊野信仰を後世へ~百年の想いを、次の百年に~】
県が登録を進める「未来に伝える山形の宝」に熊野神社拝殿が登録を受けました。これは地域の文化財を「 未来に伝える山形の宝」として登録し県内の文化財を保護し、地域活性化につなげていこうと、県が4年前から行っているものです。
取組みの紹介)
大同元年(806年)に平城天皇の勅命により再建されたと伝えられる東北の伊勢、熊野大社。江戸時代には、門前町の宮内が山形と米沢の中間取次所としてにぎわいを見せた。東北の熊野信仰を伝える境内配置は、江戸時代から変わらないとされ、歴史的にも価値がある。
近年は、少子高齢化、参拝客の減少等により、獅子冠や稚児舞等の継承も危ぶまれていたが、新たに始めた縁結び祈願行事等もあり、少しずつ参拝客が増加してきている。平成33年度に太々神楽が伝わってから100周年を迎えることを契機に、熊野大社と宮内の文化の継承と地域の活性化の機運が高まってきている。この機運を活かし、次の百年に文化を継承していくために、地域と一体となった文化財を活用した取組みを行う。
熊野大社のフェイスブックより。
https://www.facebook.com/kumanotaisha/posts/832656836921177/