{本日開幕!|山形ビエンナーレ・連携企画|市プロジェクト2017 「山の面々」}

{本日開幕!|山形ビエンナーレ・連携企画|市プロジェクト2017 「山の面々」}
http://www.tongari-bldg.com/1859

山形・東北のデザイナー・アーティストが集い、半年間取り組んできた「新しいお面を作る」プロジェクトの活動報告展です。
古くからの変身の道具であり、日常と非日常を橋渡しする〈お面の力〉を蘇らせるように、クリエイターたちが想像力を働かせ、見えないもの・見たことのないものにかたちを与えました。

本日は18時30分より、「山の面々」監修の小板橋基希さん(akaoni)、「畏敬と工芸」の監修をつとめる森岡督行さん(森岡書店)、市プロジェクトコーディネーターの宮本武典さん(東北芸術工科大学准教授・主任学芸員)が進行役となり、解説リレートークをおこないます。
みなさまぜひお立会いください。


市プロジェクト・ウィークエンド[第2期]
VOL.4「山の面々」
やたら目つきの鋭いもの、すごく顔色の悪いもの、とっても滑稽な表情のもの。人類の長いながい歴史のなかで、また多くの民族が生きる広いひろいこの世界の各地で、実に様々なお面がつくられてきました。そうしたお面を読み解き、本質を探り、新たなお面を創造するのが今回のプロジェクトです。お面が儀式や祭りの道具であり、ひとの世と神々や鬼たちの棲む異世界とをつなぐ扉であり、昔話やファンタジーを起動させる装置でもあることに私たちは改めて気づきます。こどもがその不気味さに怯えるのも、その向こうに潜むただならぬ世界の気配を感じてしまうからではないでしょうか。新しいお面をデザインするとは、つまり、見たこともないお面の造形に向かう、ということにとどまるものでなく、過去の神話を掘り起こすことであり、新しい物語を紡ぐことであり、さらには未来の神話の入り口を見つけることかもしれません。お面というフォーマット上に新しい「山の面々」を描き出す。それは山の裾野に暮らす私たちクリエイターによる想像力の挑戦と言えるでしょう。(小板橋基希)

監修:小板橋基希(akaoni)
サポート:是恒さくら
出展:小板橋基希/是恒さくら/小関司/後藤ノブ/佐藤裕吾/鈴木敏志/高野明子/原田圭/ブルーノ・ピーフル/古田和子/三瀬伸江

会場:とんがりビル1階 十三時
会期:2017年12月15日[金]→24日[日] 時間:12:00~19:00(入場無料・月曜休)
主催:東北芸術工科大学

<イベント>
出展者による解説リレートーク
12月15日[金]18:30~20:30 (入場無料/申込不要)
進行役:森岡督行、小板橋基希、宮本武典

#山形ビエンナーレ

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