現在、好評開催中のコレクション展「初公開 上杉家ゆかりの名品と地域の歴史を語る資料」から、注目の展示品を何度かに分けて紹介します。
- 2017/11/7
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現在、好評開催中のコレクション展「初公開 上杉家ゆかりの名品と地域の歴史を語る資料」から、注目の展示品を何度かに分けて紹介します。
展示の見どころのひとつが、上杉家の家紋・竹に雀紋があしらわれた美術工芸品です。12月3日まで、短冊箱と食器、盥の3件を展示しています。
このほか、上杉謙信、景勝、定勝、鷹山、斉憲、茂憲といった当主の書状や書跡も、上杉家ゆかりの品として展示しています。ぜひ、ご覧ください。
牡丹唐草竹雀紋蒔絵短冊箱 一合
江戸時代(19世紀)
41.0×11.0×12.5
2015年度 収集
〔解説〕
黒漆に牡丹唐草の蒔絵を施し、竹雀紋を据えた短冊箱です。短冊箱は短冊を収める細長い箱で、大揃いの大名婚礼調度では硯箱や文箱とともに厨子下段に飾られました。
製作目的や時期は判明しませんが、本作は蒔絵の文様や技法から江戸時代末期のものとされています。
金蒔絵の美しい資料です。ご来館の際は、お見逃しなく。
展示の詳細はこちら
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/102hatu.htm
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