【地域医療研修 ~那覇市立病院~】
- 2017/9/9
- 病院・医院・治療
【地域医療研修 ~那覇市立病院~】
2年次研修医の遠藤先生が那覇市立病院で地域医療研修を行ってきました。感想をご紹介します!
**********************************************************************************
日本海総合病院2年目初期研修医、遠藤誉宙と申します。8月に那覇市立病院急病センターで研修させて頂きました。
急病センターでは日本海総合病院の救命救急センターと比較し、救急車の受け入れ台数は多く、高齢の感染症患者や若者の外傷、CPA症例が多い印象でした。カルチャーショックを受けたのは、ドクターコールです。那覇市立病院で入院中の患者がCPAとなったり、CPA患者が救急搬送されるとドクターコールとなり、集まった医師達の手でCPRを開始します。一足早く到着できた研修医はリーダーとなり、役割を割り振り、処置による患者の反応を見て次の処置を指示します。切迫し緊張感が張り詰めた状況の中で指示を出す研修医の姿は頼もしく、また自分もそうあらねばと駆り立てられる思いでした。
救病センターでの業務の後、救急科の寺田医師によるレクチャーがあり、ACLSやISLS、アナフィラキシーの対応や外傷患者のprimary surveyについて、模擬患者を用いて実践的に勉強します。日常診療ですぐに役立つ技術を「脊髄にしみこませる」ことで、すぐに実践実用を目指すこのレクチャーは、急病センターでの診療において大変役立ちました。日本海総合病院における診療でも、那覇市立病院で学んだ技術や知識を活かしていきたいと思います。
プライベートでは毎週末慶良間の海に繰り出し、ダイビングのライセンスを取得したり、離島でファンダイビングを経験したりと大変充実した1ヶ月間を過ごすことができました。
お世話になった寺田先生、林先生はじめ横浜市立大学研修医中西先生、那覇市立病院研修医奥田先生、急病センター看護師の皆さん、その他多くの先生方に感謝の意を表したいと思います。
**********************************************************************************
この記事はこちらのフェイスブックページを抜粋しました。※お問い合わせやご予約の際は【山形アーカイブス】を見たとお伝えください。