ほていや商店です。
- 2017/7/15
- その他・活動
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ほていや商店です。
ようやく投稿できるようになりました。何だったんでしょう?
今日は一昨日に引き続き、昭和5年発行の「肘折温泉案内図」の温泉街中央です。
殆ど見慣れた旅館が並んでいます。
今と違うのは、三浦屋の隣にある「タカシマ屋(高嶋屋)」と、大友屋の隣にある「高美屋」ですね。
高嶋屋は、高山久蔵が営んでいた旅館で、一階では食堂もやっていたそうです。
昭和30年代頃までは建物があり、記憶に残っている人は多いのですが、当時から「久蔵」と呼ばれていたらしく、
現在「高嶋屋」という名称は覚えている人はほぼ居ません
高美屋は、高山武右衛門が営んでいた旅館で、
江戸時代に戸沢藩のお殿様が家来集と肘折温泉に来た折、高美屋と藤屋(現ほていや商店)に分宿したという記録があるそうです。(昭和12年頃に旅館を辞めて下方に引っ越しました。)
そして、疵湯(上の湯)の隣にある、「肘折医院」
こちらは明治38年に新庄から来た医師の和田一郎氏が開業した医院です。
大正6年発行の書籍に詳しく記載があります。(写真2枚目)
また、大正初期の地図で見ると、ちょうど今のカネヤマ商店の位置にあったようですね。(写真3枚目)
「すこぶる好評」だったそうです。なんか良いですね~。
次回は肘折の川向側についてです。
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