先日、スペインで本格的に「タラセア」の伝統藝術技法を学んだ星野 尚先生にご来館いただき、9月2日から予定している展覧会の打ち合わせを行いました。
- 2017/6/18
- その他・活動
先日、スペインで本格的に「タラセア」の伝統藝術技法を学んだ星野 尚先生にご来館いただき、9月2日から予定している展覧会の打ち合わせを行いました。
タラセア(TARACEA)とは、スペインにその伝統が受け継がれる装飾藝術です。宮殿や王宮、教会など、美しい木工象嵌を施した建物が、今でも多くあります。
チーク、桜、ケヤキ、ブナ、縞黒檀などの約80種の木を用い、自然の質感や色彩を駆使し風景画、静物画を象嵌によって創り上げます。
すべてのパーツはなんと約1㎝ほども厚さがあり、それを埋め込むという、とても難しく、根気がいる繊細な作業です。
本場スペインでもこの技術保持者は少ないとのこと。日本で始めたことで、はじめは材料を見つけ、選び、加工するなどすべての事が大変だったそうです。
他ではなかなか見られない貴重な作品ばかりです。
詳細は決まり次第順次お知らせいたします。
皆様ご期待ください!
この記事はこちらのフェイスブックページを抜粋しました。※お問い合わせやご予約の際は【山形アーカイブス】を見たとお伝えください。