県高校総体2日目、ベスト8をかけて米沢中央高校との試合が行われました。
- 2019/6/2
- 行政・公共機関
県高校総体2日目、ベスト8をかけて米沢中央高校との試合が行われました。昨日の試合で骨折してしまった1名をはじめ、延長戦まで戦い抜いたこともあり、選手たちは満身創痍の中、戦いに臨みました。
前半立ち上がり、試合直前に昨日のような展開がうちのディフェンス陣にもあり得るという話をしたにも関わらず、センターバックのクリアが短くなったところを拾われ、シュートを決められてしまいました。その後、すぐに気持ちを切り替えさせましたが、タレント揃いの相手に主導権を握られ、相手のクロスを跳ね返そうとしたディフェンスのクリアボールが中央に落ちてしまい、そこを詰められ2失点。続いて、中盤とトップとのボール回しに寄せきることができず、ミドルシュートを決められ3失点。さらに、自陣ペナルティーエリア内での混戦から、外に弾き出すことができず4失点。為す術なく0ー4で後半へと入りました。
後半、今度はコーナーキックからファーサイドへ蹴られたボールに合わせられ失点。このまま前半同様に失点を重ねてしまうかに思われましたが、気力を振り絞り、アプローチを早くしてボールを奪いに行きました。すると、左サイドから縦への突破、さらに中央へ流したボールを受けたフォワードの選手が右サイドハーフの選手へボールを送ると、ペナルティーエリア内で相手ディフェンダーを交わしてシュート。見事にゴールネットを揺らし、待望の1点をもぎ取ることができました。大いに盛り上がり追加点をと狙いましたが、得点はこの1点に終わり、トータル1ー5で敗れてしまいました。
ベンチに入ったメンバーもチームのために動き、応援に回った部員も昨日よりもさらに大きな応援をしてくれ、盛り上げてくれました。選手たちは失点を重ねても、事前のミーティングの通り最後まで直向きに、サッカーを楽しんでプレーしてくれました。確かにスキルやスピードでは、相手に及びませんでしたが、気持ちの面では決して負けず、後半だけを見れば1ー1という結果であり、チーム一丸となり本当によく頑張ってくれたと思います。
対戦相手の米沢中央高校の皆さん、ありがとうございました。また、昨日に引き続き運営にあたってくれた長井工業高校の皆さん、荒砥高校の皆さん、ありがとうございました。そして、保護者の皆さん、大きな大きな応援をおくっていただきましてありがとうございました。その声援が選手の心に届き、選手もそれに応えようと必死に戦ってくれました。心から感謝申し上げます。本日をもって、酒田東高校3年生にとっての集大成である県高校総体は終わりました。今後の動向は未定ですが、部員と話をして決めていきたいと思います。まずは、明日も学校が通常通りありますので、しっかり休ませていただければと思います。皆さん、お疲れ様でした。