【再・建築家の流儀-5】
- 2019/1/29
- 企業・会社・商店
【再・建築家の流儀-5】
さて、今まで設計作業の流れを書いて来ましたが、ここで少し消費税の話をしてみましょう。
予定では今年の10月に消費税が10%となります。家を建てることは長い時間を要しますが、今年の10月までに家が完成していれば、今現在の消費税8%で済むことは勿論のこと。
家づくりは設計で5~6ヶ月、工事でも5~6ヶ月必要なので、設計を始めてから完成まで1年の歳月を要します。ということは…逆算すると去年の10月から家づくりに取り掛かればならなかったことになります。
住宅の場合、消費増税の経過措置というものもあって、今年の10月までに工事が終わらなくても、今年の3月中に工事契約を交わしておけば完成が10月以降でも消費税は8%のままというルールです。
しかし、こだわりの家を建てたいのであれば、今から設計を始めてももはや遅し…。
3月までに工事契約をする方法は有りますが、その方法では何も中身が決まっていない薄っぺらな内容で契約となってしまいます。
そうなると工事が始まってから、契約内容や見積内容にあれは入ってない、これも入っていないと追加工事の山になり、終わってみれば追加で何百万も請求書が来るということに…。
確かに2%の増税は懐事情としてきついのは山々だが、やはりキチンと設計の内容をつめることはやらないといけません…。大きな買い物だもの。
~つづく~
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