ニホンザル被害対策研修会
- 2018/11/20
- 行政村山地方
ニホンザル被害対策研修会
被害を減らすには
11月15日、南奥羽鳥獣害防止広域対策協議会主催によるニホンザル被害対策研修会が悠美館で開催されました。同協議会には山形県や宮城県、福島県内の26団体が加盟しているもので、研修会には各市町の猟友会員のほか市内区長、一般市民の皆さんが参加しました。
研修会では、雪国野生動物研究会主宰で農学博士の江成はるか氏を招き、「ニホンザルの生態と被害対策」と題した講演をいただきました。ニホンザルの生態や農作物への被害がなぜ起きるのかを説明した後、被害対策として電気柵の効果や適切な設置方法、適切な追い払い方法、集落環境を点検し、サル出没を軽減する取り組みと、他市町村の参考事例を説明していただきました。参加者は、身近に発生している被害を減らすためのポイントを熱心にメモしていました。
サルによる被害を減らすには、集落全体でサルが近づかない環境づくりを行うことが大切です。
(農林課)