【お囃子の構成 その2・笛】
- 2018/11/2
- 観光最上地方
【お囃子の構成 その2・笛】
笛吹きはひとつのお囃子につき15人くらいで演奏します。
お囃子に指揮者はいません、でもその役割をしているのが笛吹きです。
笛吹きのリーダーが始めと終わりの合図をし、お囃子の曲の速さを調整し他の楽器をリードします。
時々曲に乗りすぎてお囃子のテンポが速くなった場合、演奏中に途中で強制的にストップして速さの調整をしたりします。
お囃子で使われる笛の種類は「一本調子(低F)」から「十三本調子(高F)」までが一般に使用されていますが、さらに低音の笛もまれに見られます。
新庄まつりで使われている笛は「六本調子・7穴」がよく使われている様です。
「写真」黒にベージュ色巻き
篠笛 最高級塗紫水(籐本重巻)六本調子7穴 巻き:籐本重巻
「写真」黒に赤色巻き
篠笛 高級黒塗紫水(赤糸半重巻)六本調子7穴 巻き:赤糸半重巻
お店で売られているほとんどが竹で作られていて、表面の加工の仕方・補強の糸の種類と巻きかた、巻く場所の数によって購入する時のお値段が違ってきます。