かつては多くの田で見られていたであろう、はせがけやくいがけ。

かつては多くの田で見られていたであろう、はせがけやくいがけ。コンバインや乾燥機の発達でほとんど見ることはなく、私もここ角川で初めて目にしました。
昨年は多忙のためできなかったものの、今年こそはと意気込んで平根の田中さんと本日稲刈り前にはせゆいをしてきました。

2メートルほどの等間隔で地面にあけた穴にまっすぐな木を立てて、竹を横に渡し、縄で結いつけていきます。
結び方は男結び。田中さんは当然簡単に結んでいくのですが、これがまた高難易度(笑)
終わるころには握力がなくなりました(笑)

今回は3段ですが、かつては7~8段横木を渡し、その区画がいっぱいになるまで掛けると、およそ1俵。
それを数えることでその年の収量を推測していたとのこと。知恵ですね!!!

また、ここにかけるのは綺麗な水で育った低農薬のはえぬき。
おそらくこの1列にかかるのは5~6俵分と思います。
興味ある方には販売も検討しているようですので、「違い」を味わってみたい方はぜひ!
※単価が上がるのは必至ですが、その価値は絶対にあります。

Traditional way to dry rice on a trellis.
Today, all of the equipment for farming such as dryer and harvesting machinery etc have been so improved, therefore we do not often see those style of rice making.
I haven’t ever seen it before I came to Tozawa village, and this time I tried to make it for the first time.

My teacher is the rice farmer Tanaka san, he taught me how to tie the rope with special knots named [OTOKO-MUSUBI], and actually it was the hardest part of the work for me. Lol. The end of the work, I lost grip strength anyway….

We made 3 steps (3 horizontal poles) this time, but Tanaka san told me, it used to be 7 to 8 steps at a segment. Then if the segment gets all filled with ear of rice, it will be about 60kg of rice. We usually count rice the unit of [俵 hyou], and 1 hyou is 60kg.
Which means ancestors could count how much yielded in the year without machines.
Good wisdom and knowledge, isn’t it?
Living in rural district is more to learn!!

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