72年の時を越えた邂逅。
- 2018/9/4
- 旅館・ホテル
72年の時を越えた邂逅。こんな偶然が起こるものでしょうか?
昨夜、3人の別々のお客様と私でそれぞれ手持ちの日本酒をもちより飲み会が自然発生したのですが、事実は小説より奇なり。根掘り葉掘り深堀していくと繋がる繋がる!!
昨年もこの時期山登りで逗留された72歳のお客様と小学校向けの劇団の営業をされてる73歳のお客様の出生地が同じだったとなり大盛り上がり。満州はチチハルで生を受け、敗戦直後の満州、親の背中に背負われ、多くの子供達が命を失った復員のどさくさを揉みくちゃにされながら祖国にたどり着き、一人は舞鶴から北海道帯広に、一人は小倉から鹿児島の鹿屋に。あの時あの土地の時代の空気を吸い、戦禍を生き延び南北に散ったふたりが、日和山ホテルのプチ宴会で邂逅する。数学は苦手で計算はできないけれど、天文学的な確率といっても過言ではないと思います。
ほんと宿という家業は面白いですね〜〜、これだから辞められない。。・゚゚・(>o<)・゚゚・。.