学校教育課指導係です。
8月22日(水)、(公財)日本海事広報協会と国土交通省東北運輸局、東京海洋大学海事普及会の共催により、シェルターなんようホールを会場に、市内中学2年生を対象とした『海洋教育~海の仕事へのパスポート~』を開催しました。
海の仕事に接する機会がない本市の生徒たちが、海洋に関わる職種(業務)や教育機関等を知ることで、職業に関する知識の幅を広げることや、日本人の暮らしと密接に関係している海洋の重要性を現実的に知り、現在学んでいることと結び付けて考え未来に活かそうとすることを目的に、7つのセミナーを実施しました。
参加した生徒達からは、「その職業につくために、どのような進路をたどればいいのかがわかった。」「飛行機は年間に350万トン(学校プール約7000倍)に対し、船は年間に10億トン(学校プール約21000倍)も運べることを聞いて驚いた。」などという感想が聞かれました。
講師をしていただいた方々は以下のとおりです。
≪分科会≫
(1) 船員の仕事について:(一社)日本船長協会 常務理事 鐘ヶ江淳一 氏
(2) 安全な船ができるまで:㈱ヤマニシ 生産部生産管理課 主任 菅野孝一郎 氏
(3) 港の仕事・役割について港湾:酒田海陸運送㈱ 総務部長 秋野哲平 氏 総務部 堀 響介 氏
(4) 海上保安官の仕事について:酒田海上保安部 次長 佐藤秀彦 氏 酒田海上保安部総務係長 三浦 史也 氏
(5) 船の安全性・海事制度保持を担う公務員:東北運輸局 海上安全環境部首席海事技術専門官 岩渕孝幸 氏
(6) 東京海洋大学で学べること: 東京海洋大学 榎本秀俊 氏 ・ 齋藤祐輔 氏 ・ 坂本真悟 氏 ・後藤祐希 氏
(7) 潜水調査船しんかい6500のパイロット:海洋研究開発機構(JAMSTEC) 広報部広報担当役 田代 省三 氏