9月30日のフェスタでは、「さんさ時雨」に引き続き、10:30より、同じ政宗公騎馬像西側で、鉄砲隊火縄銃演武が披露されます。
- 2017/9/23
- イベント
9月30日のフェスタでは、「さんさ時雨」に引き続き、10:30より、同じ政宗公騎馬像西側で、鉄砲隊火縄銃演武が披露されます。
花山鉄砲組(写真)、片倉鉄砲隊、そして遠くは山形県米沢市より米沢藩古式砲術保存会がお越しになります。
仙台藩の鉄砲隊としては、「花山鉄砲組」(宮城県栗原市)が有名ですが、片倉家が治めた白石城下の「片倉鉄砲隊」(当時最大300丁所有)をはじめ、多くの鉄砲隊が領内に編成されていました。
また、政宗公が450年前にお生まれになった米沢に伝わる「米沢藩古式砲術保存会」は、古式にのっとり戦陣隊躯を整えて現存している全国唯一の鉄砲隊といわれており、極めて貴重な文化的価値を有しております。その米沢藩上杉軍は、慶長5年(1600)最上義光の援軍として山形へ入った伊達軍と激戦を交えた歴史的ご縁をもっています。
私ども「政宗ワールド」プロジェクトのいう「政宗ワールド」とは、地域的にいえば、政宗公ゆかりの地域を指し、旧仙台藩領はもちろん、政宗公のお生まれになった米沢が極めて重要な地域であり、当プロジェクトは当然その米沢を含めた歴史、文化の教育普及を目的としており、このたびの「米沢藩古式砲術保存会」の演武はその一環でもあります。
鉄砲隊火縄銃演武は、フェスタで披露される伝統武芸の中で最も勇壮で、その大音響を通して、市民の皆様の心の奥まで響き届くものとして、フェスタの中でも最も重要な役割を果たします。それには、我が宮城県・仙台の繁栄の礎を築かれた政宗公のご生誕を祝しての「祝砲」という重要な意味が込められております。