【第15回神楽共演石越大会が開催】

【第15回神楽共演石越大会が開催】

「第15回神楽共演石越大会」(同実行委員会主催、工藤貞夫委員長)は6月9日、石越体育センターで開かれ、約320人が来場しました。

大会は、宮城県北、岩手県南地方に長年培われてきた南部神楽を後世に伝承していくため、石越町の赤谷(あかや)神楽保存会と長下田(なげた)神楽保存会が実行委員会を組織し、開催しているもの。

栗原市や岩手県一関市など、市内外から10団体が出演し、勇壮な演舞を披露しました。

工藤委員長は「集会所や公民館などで練習するだけではなく、たくさんの人に南部神楽を披露できる場所を提供しています。来場者は、純粋に神楽を楽しむためだけに見に来てくれます。後継者不足の問題もありますが、楽しみに来てくれる人たちのために、これからも南部神楽の普及と保存に取り組んでいきたい」と力を込めました。

来場者は椅子や座布団に腰掛けながら、太鼓と鉦(かね)の音、歌に合わせてリズムを取り、華麗に舞う演者が放つせりふの随所で、大きな拍手と歓声を上げていました。

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