【米谷病院で開院式】
- 2019/2/1
- 行政・公共機関
【米谷病院で開院式】
2016(平成28)年から建て替えを進めていた米谷病院の新病棟が完成し、2月1日に開院式が開かれ、市議会議員や行政区長、関係者らが完成を祝いました。
旧病棟北側の敷地1万2441.12平方メートルに建設した新病棟は、鉄筋コンクリート3階、延べ床面積6822.8平方メートルの建物で、1階に外来棟、2階に一般病棟、3階に療養病棟を設置。診療科目は、内科・整形外科・小児科・耳鼻咽喉科で、2月4日から外来診療を開始します。
式典で熊谷盛廣市長は「新病院が完成したことにより、一般病床40床と療養病床50床の計90床になり、今後は市内での長期療養が可能になるものと期待している。福祉施設や開業医の皆さん、医療機関などと連携を図り、回復期、慢性期の患者さんを中心とした医療の提供に取り組んでいきたい」と式辞を述べました。
千葉正典米谷病院長は「人手が増えていないため、今すぐに全稼働することはできないが、少しずつ医師の数を増やしていけるよう努力していきたい。ベッド数は増えたが、夢ばかりがある訳ではない。厳しい医療体制になるが、採算が取れるかどうか適切に判断しながら、市の医療を運営していきたい」と話しました。