禾食やの米作り2018。

禾食やの米作り2018。

育苗しながら田んぼも整えていく。

『耕起(こうき)』

稲刈りをしたままになっていた田んぼをトラクターで耕す。

出来るだけ細かく平らに、このあとしばらく続く
本田での栽培の為に手を抜けない。

人間が歩く位のスピードで広い田んぼを行ったり来たり
1枚終わればまた次へと。

機械任せの単純作業は、身体には効かないけど睡魔との闘いだ。

太陽より早く起きて太陽より遅く帰る生活が続くけど
好きなラジオを聴いたり、
YouTubeで討論番組を聴いたり、落語を聴いたり
この状況を楽しむ工夫をするしかない。

『畦塗り(あぜぬり)』

昨シーズンに幾度となく踏みつけられた畦は
元々の高さに比べるとずっと低くなり
またザリガニやネズミが作ったトンネルのお陰で
田に水を溜めるという本来の役割を果たせなくなる。

今はキレイに再生してくれる
便利なマシーンがあるからいいけど
昔は水を掛けながら鍬(くわ)でせっせと
手作業で作っていたというから凄い。

でもこのマシーンだって年に一度しか使わないのに
軽自動車1台買えてしまう位する。

何て贅沢で非効率なんだろう。

農業機械に比べたら厨房機器なんて安いもんだ。

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