シンポジウム「仙台城をもっと知る」開催!

シンポジウム「仙台城をもっと知る」開催!

7月15日(土)、伊達政宗公生誕450年記念シンポジウム「仙台城をもっと知る -パート2- お城でござる」を青葉城本丸会館にて開催いたしました。

 基調講演では、小山祐司先生(東北工業大学教授)が、仙台城本丸と二の丸の間取りを紹介し、「表、中奥、奥」と空間構成を説明。また、仙台開府にあたり、上方から招聘した大工棟梁・絵師により桃山建築・美術が開花し、それに続く寛永期以降になると伊達家譜代や葛西浪人を出自とする大工棟梁が重要な役割を果たし、まちづくりとまちなみの形成・発展につながったとしました。

 パネルディスカッションは、二郷精理事がコーディネーターとなり、パネリストを小山先生、松山正將先生(東北工業大学名誉教授)、中居浩二先生(宮城県建築士会前副会長)田中於莵彦理事がつとめました。
 松山先生は青葉山の歴史と自然について写真を使い説明し、各所にひっそりと残るお城にかかわる遺構を紹介しました。中居先生は仙台城を起点としてまちづくりが行われたこと、町中から見た時のお城の景観について古地図を使い説明。田中理事はドローンで撮影した映像により本丸東側の崖の崩落が進む状況を説明し、保存の重要性を訴えました。
 参加者は一般市民を中心に、建築士のみなさま、計90名で、「当時の城の様子がよく理解できた。」などの感想が聞かれました。

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