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最終営業日、沢山のお客様にいらして頂きました。
- 2019/9/1
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最終営業日、沢山のお客様にいらして頂きました。
本当にありがとうございます。
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まず、朝。
オープンと同時に列が出来始めたので交通整理をすることにしました。
テイクアウトの列と、イートインの列。
この目的は列を2方向に分けること。”長蛇の列にしない”のが目的で近隣の方に迷惑をかけないための決断でした。それが実際上手く機能したのかとは言われれば怪しいですが、目的は達した。
なるほど、こうすれば上手くいく、もっと良くなる、の繰り返しが今日も沢山あって、次はもっと上手くできるな、と思うシーンが沢山ありました。
でも途中で気付く。
「あ、でも今日で終わりなんだな。もう次はないんだ」と。
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お客様は2時間並んで滞在は15分ほど。買えるものも制限されるし、更には品数はどんどん減っていく。
申し訳ない気持ちと共に「並んでまでgrammeの最後を見たい」というお客様の望みを想像すると感慨深い。
もっと早く中に入れてあげたい…という気持ちはあるけど、物理的に出来ることと出来ないことがある。
だから、まずは目の前の珈琲を丁寧に作る、ということに集中することにしました。絶対に流れ作業にはしないこと。
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僕がお顔を把握しているお客様は1割くらいでしたが、みんな等しくうちのお客様です。
“生徒にとって先生は1人”みたいな感じ。
今日は僕の想像とは全然違った。
ある程度混むことは予想していましたが、まさかここまでとは思わなかった。
お店を閉めること、っていうのはこういうことなんだな、と。
自分で「自分のお店が愛されている」なんておこがましい事は思わないけど、そうじゃないんだよ、と今日という日が教えてくれました。
お客様にとってgrammeは1つしかない。かえがたい存在な訳ではないけどgrammeはgrammeしかないんですよね。
2時間外で並んでも文句の1つも言ってこない。みんな楽しそうにしていて優しい顔をしている。
そんな方ばかりがお客様で本当に誇らしいし、嬉しいです。
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これまでいろんな人と出会ったなぁと思う。姉妹店JAMCAFEに比べるとコーヒーのセミナーやお菓子教室、イベント出店など、お客様と深く関われる機会があったからなおのこと。
寂しさすらあります。
大きな窓から眺めていた外の景色が好きだったのでそれが失われるというのは僕の中では大きな損失です。
そしてgrammeのお客様に会えなくなる、というのも。
色んな事が本当に楽しかったなぁ、またやりたいなぁ。
自分で無くすことを決めたんで下手人は自分なんですけど、やっぱり悲しいなぁと思います。
お店を畳む、という経験は誰もが出来ることじゃない。
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最後に僕を応援してくれたJAMCAFEのスタッフ、支えてくれたgramme新旧スタッフ、そして僕の仕事まみれの生活を支えてくれた妻と子に感謝を。
今日は最高な1日でした。
本当にありがとうございました!
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こちらのアカウントの更新はこれが最後です。
https://note.mu/yuki_____/m/mff8394c153c8
これ以降は、もしよければこちら(↑)をご購読してくだされば東京店舗の進捗具合など、色々分かるかと思います。
では、またどこかで…