【「介護老人保健施設なかだ」の利用者とネパールの青年が交流】

【「介護老人保健施設なかだ」の利用者とネパールの青年が交流】

ネパールのサチコール村、マガール族の青年6人が7月24日、介護老人保健施設なかだを訪問し、歌や踊りを披露して施設利用者と交流を深めました。

交流は、母親が同施設のショートステイを利用している桜井ひろ子さん(72)=迫町鉄砲丁=が提案。桜井さんは、1998年からサチコール村で支援活動を続けており、寄付金を募って青年たちを日本に招待しました。

会場では、施設利用者が事前に練習していたネパール語で「スワガッチャ(ようこそ)」とあいさつ。青年たちも練習してきた日本語で自己紹介をしました。青年たちは、ネパールの太鼓「マーダル」や自ら作成した竹笛、ギターを手に、ネパールで広く愛唱されている曲「レッサン・フィリリ」を披露。日本の民謡「斎太郎節(さいたらぶし)」も演奏し、利用者も手拍子をしながらみんなで歌を歌いました。

訪問団の団長、ダンバハドールタダさん(40)は「歓迎を受けてとても感謝しています。サチコール村はとても貧しい村ですが、みんなで助け合って生活をしています。私も皆さんと同じくらいの年齢のおばあさんと生活をしているので、この施設に来てとても心温まる思いがしました。これからも元気で長生きしてください」と感想を述べました。

桜井さんは「日本の皆さんの支援で、サチコール村に初めて診療所ができた時に、保育士だった私にも何かできることがあるはずだと、言葉も何も分からないまま、電気もガスも水道もない村に赴きました。サチコール村のみんなと出会ってから今日までずっと、いつも心の豊かさをもらっています。老健なかだの利用者の皆さんと母が友達でいてくれるので、これからも安心して村への支援を続けていきたい」と笑顔で話していました。

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