【合言葉は「NEXT TOME」登米市の未来を創造する講演会が開催】

【合言葉は「NEXT TOME」登米市の未来を創造する講演会が開催】

「登米市の未来を創造する講演会」(メディアボックス主催)は6月1日、登米町の教育資料館(旧登米高等尋常小学校)で開かれ、デジタルクリエイターの若宮正子さんが「84歳のプログラマー 世界を飛び回る!~人生100年時代~楽しく、創造的に!」と題し講演しました。

同講演会は、10年後、50年後、100年後を見据えたまちづくりを始めようという思いから、今年3月に開かれた講演に引き続き2回目の開催。

メディアボックスの斉藤惠一代表取締役は「登米市でも加速していくこれからの超高齢化社会、人生100年時代をどう生きるか考えていただく機会になれば」と思いを込めます。

講演会には、約50人が参加。明治時代の学校建築の特色が残る教室で、参加者は若宮さんの講演に耳を傾けました。

定年を機にパソコンを始め、2016年81歳の時に独学のプログラミングで米アップルのiPhone(アイフォーン)アプリ「hinadan」(ひな壇)を開発した若宮さん。

17年に同社が開催した世界開発者会議「WWDC2017」に世界最高齢の女性開発者として招待され、世界を驚かせました。18年には国連で基調講演をするなど、現在も世界を飛び回っています。

若宮さんは「定年後、自宅で母親の介護をしていても、世界と通じ合えるインターネットが、私に翼を与えてくれました。人生に遅いということはありません。人生は60歳からが面白い。人間力を大事に、与えられた人生を有効に生きていきましょう」と人生100年時代を楽しく、創造的に生きるためのメッセージを発信しました。

参加者たちは、若宮さんの好奇心を失わずに活動し続ける姿に心を引かれ、自分の人生を謳歌(おうか)する楽しみに胸を躍らせていました。

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