【ILC誘致実現へ決意新たに】
- 2019/5/27
- 行政・公共機関
【ILC誘致実現へ決意新たに】
登米市国際リニアコライダー(ILC)誘致推進協議会(後藤康治代表理事)の定時総会は5月23日、ホテルサンシャイン佐沼で開かれ、会員や関係者など約80人が参加しました。
国際リニアコライダー(ILC:International Linear Collider)は、高エネルギーの電子と陽電子の素粒子を高速で衝突させ、人工的に宇宙誕生後に起きたビックバンを再現して、宇宙誕生の謎などに迫る世界最先端の実験装置。同協議会は、ILCの誘致を目的に市内経済団体などから会員を募り、昨年6月2日に設立しました。
総会では、後藤代表理事が「本年3月に文部科学省が、現時点で誘致の表明には至らないとしたことは残念ですが、ILC計画に関心を持って国際的な意見交換を継続すると見解を示したことに、大変意義深く感じています。今後も誘致活動の輪を広げ、県域を越えて地域の熱い思いを政府に伝えていきたい」とあいさつ。
総会後には、衆議院議員の小野寺五典元防衛相がILC誘致の動向について講演し、参加者たちは東北へのILC誘致に向けて決意を新たにしていました。