【柳津虚空蔵尊で大伴家持歌碑除幕式】

【柳津虚空蔵尊で大伴家持歌碑除幕式】

「大伴家持歌碑除幕式」は5月1日、柳津虚空蔵尊(やないづこくぞうそん)で開かれ、関係者や参拝者など約100人が参列しました。

奈良時代の歌人、大伴家持(おおとものやかもち)の和歌「鵲(かささぎ)の渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」を刻んだ石碑は、改元を記念して柳津虚空蔵尊が建立。家持が同寺で出会った美しい女性の下へ幾度となく訪れた時期に、境内の「鵲橋」で詠んだとされています。

杉田観雄(かんゆう)副住職は「新元号の『令和』が家持の父、大伴旅人(おおとものたびと)が詠んだ万葉集から選ばれたことに大変感慨深く感じています。今後も移りゆく時代を変わらぬ思いで、人々の笑顔の花を咲かせていきたい」と安寧を願っていました。

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