第三者委員会が始まりました。

先日、仙台放送で第一回の会合が行われた模様の冒頭部分が放送されました。
ある委員の方の発言内容が映され、さらに「いじめat仙台」さんのフェイスブックページでその委員の投稿が掲載されました。(現在は削除されています)

その内容は、いじめがあったことが前提で書かれており、これを見た人は間違った認識をしてしまうと思いました。

保護者説明会でも校長が発言していますが、いじめを「認定」はしていますが、訴えられている内容について「あった」とは一言も話していません。

現在の定義では、いじめを訴えられたら、その有無に関わらず認定することになっているのです。

後に行われた全校アンケートも、その有無を調べるためのものです。

第三者委員会も、そのために設置されました。

ですから、「加害者」がいるのかどうかも、もちろんまだ分かりません。

日本テレビ「スッキリ」は、ご遺族の最初の記者会見の資料をもとに全国放送しました。
しかしその後行われた、保護者説明会には取材に来ていません。
2回目のご遺族の記者会見にも、来ていません。
それだけを見ても、あの放送内容の公平性はまるで無いことが分かります。

また、いじめat仙台さんとのやり取りの中で、「第三者委員会設置を求めたのはご遺族のみで、学校側やいじめた側ではない」というコメントがありましたが、それも間違いです。

第三者委員会設置は全ての関係者が求めていました。

どうか皆さんには、情報を冷静にとらえてほしいと思います。
側面的ではなく、両面的に、多角的に、物事を考えていくべきだと思います。
不確かな情報を、事実のようにまわりにふれまわるのは大変危険です。

第三者委員会が公正公平に、円滑に進むことを切に願っております。

totomaぱん早坂将

宮城アーカイブス