【観音寺セリ栽培講習会を開催】

【観音寺セリ栽培講習会を開催】
「観音寺セリ栽培講習会」は4月21日、迫町北方南観音寺地区で開かれ、参加者8人がセリの種植え作業を学びました。
観音寺セリは、古くから迫町北方観音寺地区で代々受け継がれている「地ゼリ」。弘法大師が諸国行脚の途中にこの地に立ち寄った際、井戸が無く、水に不便なところだったにもかかわらず、住民が水を飲ませてくれたことに感謝し、お礼として井戸を授け、その弘法水で薬草である「セリ」を栽培するよう話されたことが始まりといわれています。また、他の地域でこのセリの栽培を試みてもうまく育たず、弘法水を利用するという神秘的な由来により「幻のセリ」とも言われています。
講習会は、登米市の貴重な伝統野菜である観音寺セリの栽培技術継承と生産者の思いや食文化に触れ、地域の価値を再認識してもらうことで、後継者の確保やセリ種の保存を目的に開催。実際に観音寺のセリ田で、種植えから収穫、種田の準備まで計5回開催する予定です。

【問い合わせ】
産業経済部産業連携推進課(ブランド戦略係) TEL:0220-34-2549

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