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今日は18時までオープンです。
- 2019/3/31
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今日は18時までオープンです。
さて。
実は東京での出店に向けて、やっと重い腰を上げ店舗物件を探しに現地へ行って来ました。
なので、今回は東京の思い出話も最後に兼ねつつ、物件探し第一弾のご報告をこちらでシェアさせていただきます。
最初にもう書いちゃいますが、そんな簡単に物件は見つかるものじゃないです。日本全国ほとんどの建物や土地は誰かのもので、自分で買ったとしても税金を取られます。自分で買ったのに税金を取られるということはその建物は自分のものじゃないんですよね。 (じゃあ誰のものかというと、天皇陛下のものなんですね。) っていう話は置いておいて。だからまぁ常に誰かのものであるなら、その隙間を狙って物件を見つけるなんていうのは至難の技なわけです。カフェ開業の教科書に「物件がそもそもないっていうのを認めるところからスタートしましょう」って書くべきですけど。
それでも商売をするには物件を探さないといけないので探します。
そもそも物件ってどうやって探すの?っていうことなんですけど、まずは「どこに」っていうのを決めることから始まります。
「こっからここまで〜」っていう範囲を決定する。ご自宅のお引越しとか経験ある方多いかと思うんですけど、アレとおんなじです。
最寄駅はここで歩いて何分がいいなぁ、って。
このインスタグラムの投稿でも書きましたが、表参道と原宿、そして青山一丁目くらいまでを線でつないだその範囲内、がお店を出すのにちょうどいいかなぁって思ってたんですよね。根津美術館の方まで含んでますけど。
何でかっていうと「自分がよく行くし、ほかの人もよく行っているから」です。
他にも色々候補があって、それもいいなぁって思ったんです、月島とか。
でも、原点に帰った時に愛着が何もない場所や土地に出店したところで説得力がないかなぁっていうのが正直なところ。
僕の原点は「好きな場所で好きな人と歯に衣着せず好きなことをやる」なのでそれがブレると積み重ねて来た説得力や信用がゼロになる。
っていう感じで、ここがいいかなぁっていうのが決まったら、あとはやることは1つで「自分の足で歩いて探す」です。
”テナント募集”とか貼ってある空き物件を自分の足で見つけにいくんですね。
JAMCAFEの時も、grammeの時も確かに不動産屋さんに「いい物件があればご一報を…」という水面下のやりとりは長期間あったんですけど、最終的には自分の足で見つけたところに収まったんですよね不思議なもので。 (とにかく歩いているだけでもグッと来るので、やっぱり表参道、好き。) 今回も東京の不動産屋さんに水面下で(というか特に水面上に出す意味がないだけなんですけど)物件探しはお願いしてるんですけど、それはそれ。
というわけで歩きました。ひたすら。 ”あれ?意外にもすごい地味ですね…”と思われる方もいると思うんですけど、こんなもんです実際。
「こんないい場所が空きますよ!」みたいな連絡が不動産屋さんから夜中に来るとか、そんな奇跡みたいなものは99%起きることはなくて自分で見つけるしかない。
ちなみに僕の好きなnid cafeやlotusも射程距離内ですね 。
空いている物件、空きそうな物件、空いていれば管理している不動産屋さんがどこなのか、その周辺地域の人が集まっている場所はどこで、その辺りの道はどこが通りにくそうなのか、を歩きながら道沿いに全ての通りを塗りつぶすように歩いて行きます。小さい路地も見逃しません。
そしてどんな人が歩いていて、どういう導線を描いているのか。全てを網羅して肌で感じておくことが将来の店舗の生命線です。
まい泉通りから、coffee mameyaの方も網羅しつつ、#FR2や、マリメッコ、bio ojiyan cafeからラフォーレの方へどんどんどんどん。
歩く歩く。
結果は
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