【公共施設マネジメント勉強会を開催】

【公共施設マネジメント勉強会を開催】

「公共施設マネジメント勉強会」は11月1日、登米祝祭劇場で開かれ、地域住民や地元企業、市議会議員、市職員など約250人が参加し、公共施設の在り方について理解を深めました。

勉強会では、日本PFI・PPP協会業務部長の寺沢弘樹氏が「公共施設を取り巻く環境と生きる手段としてのPPP/PFI~発想の転換/ユルクトンガル~」をテーマに講演。

寺沢氏は、行政運営に大事なことは「自分事として考えること」と「決め方を決めること」と、さまざまな自治体の事例を紹介し「人が集まらない公共施設は、魅力がないから。面白く、特定の層にターゲットを絞った『ユルクトンガル』場所に人は集まる。行政だけでユルクトンガルことは難しい。民間事業者による資金、ノウハウやマンパワーを活用しながら、市民に明るい未来を示してほしい。このまちの新しい未来に期待している」と述べました。

市が保有する公共施設の多くは、昭和40年代から平成初期にかけて建設されたもの。2015年度末現在で743施設、総延べ床面積が49万8332平方メートルあります。

人口1人当たりの施設の延べ床面積は、6.0平方メートル。県内13市の平均より1.4倍高いほか、経過年数などから、今後建て替え経費や修繕費用などの増加が見込まれ、16年12月に策定した「登米市公共施設等総合管理計画」では、面積を20年かけて25パーセント削減することを目標にしています。

類似施設の統合・集約の対象施設や時期などを盛り込む個別計画に、住民の意見を反映させるため、10月25日には学識経験者、PTA会員や企業経営者らを委員に委嘱し「登米市の公共施設を考える会」を設置しました。

今後も議論を重ねながら、公共施設マネジメントに取り組み、効率的で効果的な公共施設の利活用を目指します。

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