【長沼ボート場クラブハウスオープニングセレモニーを開催】
- 2018/9/12
- 行政・公共機関
【長沼ボート場クラブハウスオープニングセレモニーを開催】
2020年東京五輪ボート競技の事前合宿や全国規模の競技大会の誘致などに向け、整備を進めていた長沼ボート場クラブハウスのオープニングセレモニーが9月8日に開かれ、式典を訪れた市民や関係者ら約150人が完成を祝いました。
式典では、1964年の東京五輪から3大会連続で男子マラソンに出場し、1968年のメキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんと、陸上男子100メートルの日本記録保持者で8月のジャカルタ・アジア大会男子400メートルリレーで金メダルを獲得した桐生祥秀選手(日本生命)が講演。
君原さんはマラソンの歴史と自らの人生を振り返り「東京五輪は、私に素晴らしい人生を与えてくれた。このクラブハウスも多くの人たちが交流し、きっと良い思い出を作ってくれるだろう」と期待を寄せました。
桐生選手は「東京五輪に出場できたなら、また一つ人生が変わると思う。誰もが一緒になって応援してくれるのが五輪。陸上競技を見て楽しんでもらえるように、東京五輪でも結果を出したい」と意気込みを見せました。
講演終了後、佐沼高1年ボート部の千葉あさひさん(16)と秋山利帆さん(16)が登米市産材を使用した記念品を2人に贈呈。来場者は大きな拍手で講師を見送りました。
式典前に桐生選手は、小島茂之コーチ(アシックス)と佐沼中の体育館を訪れ、陸上部やスポーツ少年団に所属する小中学生と交流。もも上げやスキップなどを一緒に練習し、フォームや走るときのコツを分かりやすく子どもたちに教えました。
桐生選手に金メダルを掛けてもらい、一緒に写真を撮った佐沼小3年の今野柊汰君(9)は「桐生選手はかっこよくて、とても足が速かった。一緒に走れてうれしい」と声を弾ませました。
桐生選手は「小学生のみんなに食べ物で一番何が好きか聞いたら、米が好きと言うので驚きました。子どもが唐揚げやカレーなどでなくご飯が好きというくらい、登米市はおいしい米どころなんですね」とほほ笑んでいました。
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