【「登米市小学生いじめ問題を考えるフォーラム」が開催】

【「登米市小学生いじめ問題を考えるフォーラム」が開催】

「登米市小学生いじめ問題を考えるフォーラム」は8月1日、宝江ふれあいセンターで開かれ、市内全22校の小学校から44人が参加し、いじめについて意見を交わしました。

フォーラムでは、高橋富男教育長が「いじめ問題は、大人だけで解決することができません。児童皆さんの協力が必要です。みんなの考えは、人それぞれ違います。違いを認め合うことを大切にしてください」とあいさつ。

児童たちは、クラスの友達から言われて「嫌な言葉」、「嫌なこと」などについて考え、楽しいコミュニケーションを取るにはどうしたらいいか意見交換をしました。出された意見は、グループごとに取りまとめて模造紙に記入。「相手を思いやる心を大切にします」「相手の個性を認めます」といった意見が発表されました。

中津山小6年の木村暖さんは「他校のみんなとたくさん話をして、相手の気持ちや考え方が人それぞれ違うことを知り、とてもいい経験になりました」と話し合いの大切さ、周りの声に耳を傾ける思いやりの気持ちを胸に刻んでいました。

教育委員会の及川幸男学校教育管理監は「限られた時間でしたが、普段話し合うことがない他校の児童同士でも、しっかりと意見交換がされていました。今日話し合った内容を学校に持ち帰り、友達にも伝えてほしい」と講評を述べました。

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