禾食やの米作り

禾食やの米作り

『播種(はしゅ)』

毎年、種まきは農園ガールズにお願いする。

コンベアのスピード、補充のタイミング
そしてトラブル時の対応など
全ての流れを知り尽くしている彼女たちは
いわゆる”お手伝い”の域を越えている。

ほとんど指示することなく順調に作業が進む。

種まきした苗箱はビニルハウスに並べて行くが
育苗初期は乾燥を防ぐ為に閉めきらなければならない。

60㎝×30㎝の苗箱に土と種籾とたっぷりの水が入ると
その重量はおよそ6㎏にもなる。

2枚重ねたら12㎏、そして暑さと
たくましいガールズ達でも結構な重労働だ。

スタートしたらトラブルでない限り
停止したくないというのが本心。
負担が片寄らない様に
ポジションをローテーションしながら
流れ作業を淡々とこなしていく。

家に帰れば妻であり母である彼女たち。

女性が楽しんで暮らせる事。
その土地にに女性が活躍する場がある事。

やっぱりそれが地域が廃れない秘訣である。

禾食やが向かっている理想はたぶん間違っていない。

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